減塩の基礎
減塩の基礎『なぜ、減塩なの?』
塩と体のはなし
塩は人間の体に無くてはならないものですが、摂り過ぎたり、不足すると体に影響を与えます。
塩は、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)の化合物で、塩化ナトリウム(NaCl)と呼ばれます。
「塩(ナトリウム)の主な働き」
・浸透圧の調節 ・酸塩基平衡の維持
・栄養の消化吸収のサポート ・神経伝達、筋肉収縮のサポート
食塩の摂り過ぎは様々な病気の原因になります
食塩の摂りすぎは、脳卒中や心臓病など高血圧に起因する疾病や、胃がん、腎機能障害の原因になります。
食塩を摂り過ぎると体に現れる症状
①のどが渇く
②血圧が上がる
③むくむ
1日の食塩摂取量の目標値を知ろう
日本人の食事摂取基準(2020年度)では、食塩摂取の1日の目標量を
男性は7.5g未満、女性は6.5g未満
と定めています。
高血圧の人は6g以下、WHO(世界保健機関)が定める減塩目標は5gです。